本物のモミの木に、本物のリンゴを飾ってお祝いします。部屋の中はほんのりとリンゴの香りがしています。
こどもたちは「本物」が大好きです。
モミの木の下のほうに飾ってあるリンゴには、時々が歯形がついていることがあります。
でも、しっかりとかじったあとではなくて、チョン…と小さい歯形です。
きっと小さい年少児が食べたくなったけれど、がまんしてやめた「あと」なのだと思います。
ちゃんと考えてやめてくれたのかなと思うと、リンゴの傷も、ほほえましく感じます。
「クリスマスはどんな日でしょう?」
こどもたちと考えました。
「いいこにしていると、サンタさんがくるんでしょう?」
「いい子ってどんな子なの?」と聞くと、
いろいろな返事が返ってきました。
「いつもニコニコしていて優しい子」
「泣いている子がいたら、どうしたの?大丈夫?ってきいてくれる子」
「守ってあげる子」
クリスマスは、暗闇に光が来たことをお祝いする日です。
寂しい人、悲しい人、痛みのある人を助けてくれる、優しい友達がいたらどんなに嬉しいでしょう。
いつも泣いていた赤鼻のトナカイが、サンタさんに「その鼻が役にたつのさ」って頼りにされた時のように!
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