今年も、こどもたちは様々なお雛様をつくりました。
これは年長児の作品です。空き箱を赤い包装紙で包んで段飾りをつくりました。このお子さんは、三人官女の小物や五人囃子の楽器をつくり、その後ももっと作りたくて、右大臣、左大臣までつくり、あとはおうちで七段まで作ると言って先週持って帰りました。毎年何人か、段飾りを作りたい人がいるので、空き箱や使用済みの赤い包装紙を見つけたら取っておきます。
楽しそうに作る人がいると、周りの人は刺激を受けます。
年少児の中には、3月4日になってやっと「やっぱりおひなさまつくりたい」といって作った人もいました。
こどもが「やりたいなぁ」と思った時を逃さずに、こどもの気持ちに寄り添って援助するためには、やはり魅力的な環境と、たっぷりの自由な時間が必要です。