18.05.30

園の日常

インコがやってきました

文:長谷川美枝子

インコがやってきました

可愛いインコの赤ちゃんが二羽、こどもの家にやってきました。まだ赤ちゃんなので、止まり木にとまれず、ごはんも一日三回スプーンでくちばしにいれてあげます。トウモロコシ粉と米粉と粟をお湯で混ぜて、38度くらいに冷ましてからあげます。冷たくなっても食べてくれないそうです。
朝と昼と、こどもたちはその様子を毎日見ていました。
「かわいい!」
「おかあさんも、あついのふーっふーってしてくれる」
「とりさんもいっしょなんだね」
「ぼくはもうおおきくなったから、じぶんでふーってできる」
「たくさんたべるねー!」
いろいろなお話をしています。
「とりさんのえ、かく!」
と一人がいうと、他のこどもたちも次々に描き始めました。
毎日よく見ているので、特徴をよく捉えています。
そして、本当にそれぞれが、その子らしい絵を描きました。
「なんていう なまえにする?」
なかなか決まりませんでしたが、
きょう、ついにいい名前が決まりました。
黄色くて体が緑色が「レモンちゃん」
水色の子が「ミントちゃん」だそうです。
二週間たって、大きくなりました。止まり木にとまれるようになり、飛ぶのも上手になってきたので、かごへ引っ越しました。

こどもたちも、「じょうずにとまれた!」「とべた!」と日々の成長を喜んでいます。

引用元:https://www.facebook.com/fukakusakodomonoie/posts/853560308165443