20.11.10

園の日常

卒園生保護者の声

文:長谷川 美枝子

深草こどもの家の魅力は?

自然に囲まれた、子どもの為を思い作られた環境で、のびのびとじっくり時間を使って過ごすことにより、自主性・自発性・コミュニケーション力を持ち、将来に向かってゆく礎地を造れる点だと思います。特に長女が小学校への入学時に強くこどもの家の恩恵を感じました。お仕事を通して学力の基礎がついていたのもありますが、コロナ禍で入学早々の休校が続く中でも勉学もコツコツ続けられた事。本人も毎日の時間を自分で工夫して過ごし、充実して過ごせたことは大きかったと感じました。インターネットやニュースでは子どもが何をしたらよいかわからず、自分で工夫して過ごすのに四苦八苦しているという事をよく聞きましたが、家では無縁でした。また入学してからの個人面談でも「ほめるところしかない」と言われ、積極性や発言力、勉強もよく参加し、友達に優しいと言われましたが、子どもの家で会った子は皆そのような風でしたので、他の子は違うのかと驚きました。

深草こどもの家での生活が、今の自分に活かされていると感じるのはどんなことですか?

親から見ると年上年下とも混じって過ごせることはとても活かされていると感じます。
小学校では集団登下校学年を超えての交流もある中、同学年の友人がいなくても、上の学年の子と話したり、作業をしたりすることを自然に行える為、ストレスなく過ごせるようです。
自分の意見を言う事、ルールはルールとして守らなければならず友達関係や自分の気分のために反抗してよいものではないと認識している事を身につけられた為、教育方針の転換期の入学でも、特に問題なく過ごせている点は親としてもありがたいかぎりです。
また、みんな一緒がよいという教育ではなかった為に、自分と他の子はそれぞれ違うという考えのようで、流行やみんながもっているからという理由で物を欲しがったりしないのは、日本の子としては大きな点ではないかと感じます。

(小1卒園生女児母)

引用元;
https://www.facebook.com/fukakusakodomonoie/posts/1532728780248589