この日のために、年長児はチームに分かれて、特にリレーと綱引きに力を入れて、一生懸命練習してきました。(といっても、全体で集まってする練習は五回。午後の時間だけなので、午前中の生活リズムは何も変わりませんが。もちろん外遊びでの、こどもたちによるリレー自主練習は盛り上がっていたので、こどもたちの実際の練習量はかなりかもしれません)
練習中にはいろいろなことがありました。負ける度に悔しくて、負けたほうが涙を流しました。
靴が途中脱げても、気にせずに前を向いて走る仲間を見て、「がんばらなくっちゃ!」っと励まされたり、バトンを落としたために抜かされてしまったけれど、足の速い仲間が追い付いてくれたり。
ある時には、なぜか一方のチームばかり負けてしまって、悔しくて悔しくて、作戦会議をしました。
「なかない」「あきらめない」「みんなでこころをあわせる」など、いろいろな意見がでましたが、チーム替えしたい人は誰一人おらず、どちらのチームも「このチームで」絶対に勝ちたい!!とのことでした。
運動会当日は、勝ったり負けたり、勝負は五分五分。それぞれが本当に力を出し切って、いい運動会になりました。
写真は、年長児の女の子が家でつくってきた、運動会の競技で勝つための「作戦ノート」です。
負ける度に悔しくて泣いていましたが、作戦ノートを書くことで、心を落ち着かせ、頑張る気持ちにかえていったようです!このノートをみて、また、たくさんの子どもたちが勝つための本をつくりました。