これは、今の年長児の二人が年中児だったころに、織りあげた機織りを、それぞれつなげたタペストリーです。
やっと繋げ合せたので、今だけお借りしてホールに飾っています。
一人の子は16枚、もう一人の子は10枚を年中児の期間に作り上げました。(家にもっと持ち帰っているかもしれませんが、預かった分を繋げました)
みんながみんな、こんなに作るわけではありません。
でも何年かに一人か二人、すごく機織りの好きな子が現れます。この子たちも、当時機織りをすることが本当に喜びだったようです。
たっぷりの自由時間、多様な自己選択の機会があると、その子が今、本当に好きなことが何か、見えてきます。
それは虫さがしだったり、折り紙だったり、洗濯だったり、数を数えることだったり、人それぞれです。
たっぷりの時間があり、多様な選択肢と適切な援助があると、こどもたちはそれぞれが内面の要求に従って、自分の宝を見つけていきます。
熱中してできることがある、ということは、いくつになっても喜びだと思います。
そして今、この二人は前ほど機織りをしていません。
もう十分に満足したのかもしれませんし、ほかにも楽しいことがたくさん見つかったのでしょう!
引用元:https://www.facebook.com/fukakusakodomonoie/posts/451723925015752