京都コース卒業生の方々、関係園の先生方、日本モンテッソーリ協会の皆様、モンテッソーリ教育を支持してくださる皆さま、私たちのこの大きなプロジェクトを応援、お支えいただいていることに改めて心より感謝申し上げます。
学校法人化プロジェクトの進捗状況をお知らせいたします。
寄付募集期間を延長しました。
公益財団法人 京都地域創造基金にて募っております学校法人化プロジェクトへの寄付募集期間を2026年3月末日まで延長しました。
https://www.plus-social.jp/project.cgi?pjid=112
2024年4月30日現在までの寄付総額は、53,523,473円となりました(京都地域創造基金へのご寄付と直接ご寄付の総額)。皆様からのご支援に心より感謝申し上げます。
新たなプロジェクトメンバーとプロジェクトの展望 ― モンテッソーリ小学校設立を視野に
杉山史哲さん(41)が学校法人化プロジェクトの事務局長として携わってくださることになりました。杉山さんは、現在は奈良県の生駒市教育委員会事務局(教育政策室)に所属し、市内の小中学校の授業改善に向けた研修制度の企画や、学校の統廃合に伴う新校舎の建築計画の策定等に従事されています。教師主導の一斉授業から子ども中心の教育へ変えていく、という目標を持った情熱のある方です。十五年前、学生の頃に深草こどもの家を五日間見学。赤羽先生とのお話、園の環境、こどもたちの様子に大変感銘を受けたと話し、昨年十一月にご自身のお子さんを連れて来園された際久しぶりに再会し、このようなご縁をいただきました。
深草こどもの家という教育環境が公の施設になり、さらに広く全国の幼稚園・こども園・保育園で働く保育士・教諭のための学び舎となり全国の教育施設がより良い環境になることに貢献できるように。そして学校法人化プロジェクトをモンテッソーリ小学校設立までを目指すことに大変意義があると背中を押してくださり、これまで遠く大きく夢に見ていたモンテッソーリ小学校実現までを目標に定めます。まずは幼稚園設立、その後に小学校設立を目指して、プロジェクトを進めてまいります。今後は幼児に携わる方々ためのモンテッソーリ教育勉強会に加え、小学校教諭のためのモンテッソーリ教育勉強会なども開催していく予定です。
認可幼稚園建設地について
擁壁を造る計画はとても大掛かりなものになってしまうため、平らな土地の購入も含め京都府文教課に相談しました。文教課の回答は「向ケ原町一七番地もしくは隣接する土地を認める」とのことでした。地主さんの承諾を得て隣接する平らな土地購入のための交渉を一年間続けましたが現在土地を利用されている方との交渉は大変困難である為、計画を元に戻し、幼稚園園舎建設地は、もともと深草園舎があった場所、京都市伏見区向ケ原町十七番地になりましたことご報告いたします。 これまでの周囲を擁壁で囲む計画は建設費が大変高くなるため、崖部分を安定勾配にする予定で進めてまいります。モンテッソーリこどもの家の環境と教師養成コース会場としてふさわしい園舎を建築する計画を進めてまいります。