19.07.29

園の日常

<赤羽恵子の言葉より>

文:長谷川美枝子

<赤羽惠子の言葉より>

『一人ひとり違うのがあたりまえ!多種多様な人間と付き合うことのできる自分創りをすることが将来の豊かな人生につながるのです。』
大人の社会には、人より早くしなければならないことが数多くあります。でも子どもの教育に関しては、急いでいいことはひとつもない。子どもは生来の自然の法則に従って育ちます。

”一人ひとりのこどもは、同じやり方で教育されたいとは思っていない”のです。どの子も皆、性格が違います。変化に富んだ自然豊かなこの園で、それぞれが好きなものから、興味を持ったところから自由にやりたいことを選び取り、全員が違うやり方で自然に伸びていく姿を、何十年も見てきました。

人は書物よりも、人から一番多くのことを学びます。
さまざまな人間が生活し、多種多様な考え方が存在する私たちの人間社会では、「多種多様な人間と付き合うことのできる自分創りをすること」が、将来の豊かな人生につながるのです。

私はこの深草こどもの家で、ありとあらゆる経験をし、かけがえのない自分創り(人格を構築する力)の礎を築き、生き抜く力を身に着けてほしいと考えています。そして、自分に自信を持って、それぞれの豊かな人生に向かって巣立ってほしいと願っています。(赤羽惠子の言葉より)

*2019年7月22日は赤羽惠子先生の89回目のお誕生日でした。ちょうど来ていた預かり保育の子どもたちが、年長児を中心にお誕生会を開いてくれました!
「こどものときは、どんなあそびがすきでしたか?」

たくさん質問しています。手作りの誕生日プレゼントには「だいだいだいだいすきだよ」と書かれていて、子どもたちは本当に優しいなぁと感激しました。

引用元:https://www.facebook.com/fukakusakodomonoie/posts/1134643686723769