18.07.27

園の日常

こどものてがみ

文:長谷川美枝子


他の子どもにたたかれた時に、「かわいそうやろ」とたたいた子どもを叱ってくれたそうです。きっとその時は「ありがとう」と伝えられなかったのでしょう。後日こっそりこの手紙を渡している場面に出会いました。

人と交流する中で心が育ち、相手に自分の気持ちを伝えたいと思うようになって、はじめて言葉が出て、それから文字に興味を持ち、伝えたい!という「思い」が書きたいという意欲につながります。だから、「文字だけ」を練習させようと思っても違うのですね。

こどもどうしが心を通わせる「自由な時間」が大切です。自由な時間があってはじめて、子どもたちは自分のことを知り、相手のことを知るのです。自分は何が好きなのか、何が苦手なのか、何をしたいのか、何に憧れるのか、そして他の人はどうしているのか。

モンテッソーリ教育には
好きなことを好きなだけできる自由な時間と
やりたいときにいつでもできる整えられた環境と
それを支える教師が絶対に不可欠です。

引用元:https://www.facebook.com/fukakusakodomonoie/photos/a.318489465005866/900250506829756