18.04.03

園の日常

「ここの子どもたちは目に知性がある」

文:長谷川美枝子


先日卒園した卒園児の保護者の方がこんなうれしい言葉をくださいました。はじめてここのバンビーニ(子育て支援)にいらしたときに、当時の年長児が門から案内してくれて、その子どもたちをみて感じたのだそうです。

深草こどもの家は一斉に練習したり、訓練したりする時間はほんとうに少なく、その分、自分で考え自分を育てる時間をたっぷり与えるようにしています。卒園式の練習もただの一回だけしました。そして卒園式当日、全員本当にきちんとできました。

自分でくりかえし考え、好きなだけ自分で試し、喜んだり、くやしがったり、自分は何が好きなのか、何が得意なのか、不得意なのか、誰に、何にあこがれるのか、、、自分のことがよくわかるようになります。

そうやって、自分のことがよくわかるようになると、他人の努力や成長にもよく気づき、共感できる人になっていく。自分の好きなことに夢中で取り組むのだと、こどもたちが私たちに教えてくれます。

また、赤羽先生は「こどもは大人にとって必要な存在です。」とよくおっしゃいます。こどもたちがいるお蔭で、大人たちはより良い未来を目指し、自分自身を振り返り、自分の行動を改め、環境を整え、そのための努力を惜しまないのだというのです。こどもたちは、わたしたち大人にとって、進むべき道を示してくれる存在なのですね。

また新しいスタートの時が近づいてきました!園庭では花が咲き乱れ、こどもたちを待っています。

引用元:https://www.facebook.com/fukakusakodomonoie/photos/a.318483405006472/827340227454118