21.07.04

園の日常

七瀬川源流の水質調査と生き物調査

文:長谷川 美枝子

今年も、板倉豊先生が若者を連れていらしてくださいました!
小学生にとっては久しぶりのこどもの家です。
さらに板倉先生がいらっしゃるということで、大変楽しみにしておりました。
川の水質(pH、COD、亜硝酸態窒素)を調べると、大雨のせいか、いつもより少し汚れていましたが、それでもやはり綺麗な川であることがわかりました。
いよいよ網を持って長靴を履いて川に入ると、、、歩きにくくてすぐにどっぼーん!と転んでしまいました。
「あははは!楽しい〜!」濡れたことを全く気にしないで生き物を探しています。
今年は一年生が捕まえた生き物にみんなビックリ仰天しました。
「先生ー!大変です!これはなんでしょうか?!」
はじめは毒のある魚かもしれないから、触らないように!とのことでしたが、よく見てみると・・・
それは、ウシガエルのおたまじゃくしでした!
こんなに大きなおたまじゃくしを見るのは初めてです。確かに、後ろ足が見えています。
蛙になると、なんと大人の頭くらいの大きさになる、フランスでは食用で食べるんだよ、と板倉先生が教えてくれたので、みんなはますます驚きました。
今年はいつも見かけないアメリカザリガニがいたり、サワガニやヤゴはもちろん、スジエビも見つかりました!
オニヤンマのヤゴは大きくて、目もしっかりしていて、なんだか私はヤゴと目があったような、見つめられたような気持ちになりました。
園児数が例年増えているので、卒園後の小学生クラスの人数も今年はとても多くなりましたが、みんな一生懸命板倉先生のお話に耳を傾けています。
面白いお話には、誰でも耳を傾けたくなるものですね!
歩く図鑑のような、なんでも教えてくださる板倉先生と仲間の若者たちに支えられ、大変素敵な時間を過ごしました。
引用元;