学校法人化に向けて新たに応援コメントが届きました。以下に全文をご紹介します。
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ドイツ・ミュンスター大学名誉教授 ハラルド・ルードヴィヒ(Prof.em.Dr.Harald Ludwig)
赤羽惠子先生がドイツでモンテッソーリ教育を学んで以来、ドイツと日本のモンテッソーリ教育は、約60年にもわたって特別に良好な関係を築いてきました。私は改革教育とモンテッソーリ教育に関する研究のため日本に滞在した際、京都の深草こどもの家と京都コースを見学し、素晴らしいモンテッソーリ教育実践を実際に目にしました。
マリア・モンテッソーリ(1870-1952)の教育学は、深草こどもの家で非常に模範的な方法で実践され、国際的な原則に基づいた高度な演習や日本に合わせた教具などの創造的な開発によって充実していると確信しました。これには、小さな子どもに自然を紹介することも含まれます。深草こどもの家の周辺は豊かな自然に恵まれ、自然に触れる機会が多くあります。教育は異年齢混合のグループで行われます。特に注目に値するのは、教師がこども自身の「私が自分でするのを手伝ってください」というモットーに則る姿勢です。モンテッソーリ教育は、ここでは就学前の知的訓練プログラムとしてだけでなく、あらゆる面でこどもたちの人格形成を支える包括的なプログラムとして理解されています。
子どもたちは未来の重要な中心的存在です。彼らは、ますます「一つの国」に成長しているこのグローバルな人類の生活、多様性、世界環境に備える必要があります。そのためにモンテッソーリはコスミック教育というコンセプトを発展させました。それは平和教育であり、ESD(持続可能な開発のための教育)の先駆けです。子どもたちの成長を支える場である京都コース・深草こどもの家が学校法人化し、未来の子どもたちのために開かれることを心より願っております。
(訳:長谷川美枝子)
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氏はミュンスター大学という、モンテッソーリ・センターがある特別な大学で長くセンター長をされており、この応援メッセージをそのセンターのStatement(声明)として送ってくださりました。